2011年5月11日水曜日

故障について

故障の全容がちょっぴり見えてきた。
右側だけに起きる小指、人差し指の痛み、肘の故障、背中の痛みは全て単独ではなく原因が同じで吉田和正流に言うならば、尺側手根伸筋と尺側手根屈筋の硬直化が原因で、クライミングの回数が増え内容がハードになるにつれ、それぞれの部位の痛みが顕在化して来たんだと思う。
今日も痛みが肘、背中、三頭筋と違う場所で起き、どれか一つの部位が痛いと他の部位は痛くなく右手全体の筋肉が硬直化しているんだと思う。

背中の筋肉の痛みが出始めたのはリードしてクライムダウンする様になってから、肘の痛みが出たのはインターバルをおかずにリードして登る本数が多くなってきて暫くしてからで、サプリメントの摂取もしなくなり筋肉のケアーと言えばレストするだけだったので、かなり筋肉の硬直化が進んでいたのではないだろうか。
ここは一つマッサージして硬直をとく事に努めるのが一番の解決策だと思う。

昨年秋以降に登り方を変えている。
チョークアップ、シィェック、レストポイントでのレスト、ユックリ登る事を意識的に増やす様にしている。
遅筋を鍛えたいのが理由の一番だった。
遅筋、速筋の比重は先天的に決まっていて、後天的に変わる事はないと言われているが、ここ半年間のクライミングを見ているとルートの慣れ以外でも少しずつではあるが遅筋が発達したと思われる兆候はある。
一つはレストポイントで回復する事が多くなってきた事だ。
もともと僕は速筋の方が強く、青巌峡で作ったルートは激しいムーブが多く、爆発やニューギニアはレストを全く入れずに7回くらいは連続して登れていた。
つまり、それくらいの回数(長さ)を無酸素運動で登れるだけの速筋を持っていた。
逆に少し長めの天国列車は連続では登れなかったと記憶している。
だからオンサイト向きの筋肉ではないし、本来はボルダー向きなのかもしれない。
しかし、トライしているルートの中には戦略的に核心部→レストポイントの繰り返しの速筋だけでは押し通せない課題も多いし、ついつい速筋を必要としないムーブであっても速筋を使ってしまう場面が多々有り、少しでもクライミングを向上させようと思うと、それらをどうにか克服して遅筋、速筋を上手く使いこなす事が必要と感じたからだ。
そして上手いクライマー、強いクライマーは無意識にだろうと思うが遅筋、速筋を上手く使いこなしている。
そんな人達に少しでも近づきたいのもあるし、青巌峡のプロジェクトはそれを必要としているからだ。

そんな中で自分なりに考えた登り方が、逆に負荷が高くなり過ぎて結果的に故障に繋がっていっているんだと思う。
実はこの事は昔から重々承知していたが、若い頃は速筋で押し通せるルートが多かったために何も努力はしていなかった。
青巌峡があと5m長ければ事態は変わっていたと思う。
僕が開拓が始まった名寄にあれだけ誘われたのに興味を示さなかったのは、単に遠いと言う以外にルートの長さが僕向きでないのが解っていたのがあったと思う。
こんな年齢になってからだと無理はあるんだろうが、先天的が通説であっても少しずつではあるが改善の兆しが見えているので頑張ってみたいと思う。
まずは、その前に故障を克服しないといけない。
今までの登り方だと悪化する事はあっても良くなる事はないと思うので、あらためて内容を考えてみたい。
また、クライミング後のケアも十分時間をかけてやっていかないとと思っている。


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